週末から週明けまでの予定(ここ三週間)
 日曜定例の北斗フリープレイをしに中野へ→なし崩しでモミアゲ邸に→大抵徹夜でゲーム配信→月曜にグレイセス配信するからもう一回泊まることに→モミアゲ邸に連泊
 三週連続で連泊は体力的にも金銭的にもしんどい。大抵二日で3時間くらいしか寝てないから家に帰った直後に死んだように寝ることになるし。やってる時は凄い楽しいからいいんだけどね。64のパーティゲームとかを久しぶりにやれるし。


 TVが液晶に変わってしまったのでRPGを中心に再プレイ中。今は発売直後に買って、クソゲークソゲーいいながら根性で一週クリアしたアンリミテッドサガをプレイしていますが、やり方がわかると凄く面白いゲームだと言う事に気付いた。人を選ぶゲームには変わりないけど。
 とりあえず、このゲームがクソゲー扱いされている要因を思いつくものから挙げてみると
チュートリアルがない
 短いとかじゃなくて無い。説明書を読んでも基本システムや操作説明についての説明が凄く少ないから全然参考にならないので、初プレイ時は何をすればいいのかさっぱりわからないだろう。説明書の説明になってなさは攻略スレで「チラシの裏」呼ばわりされ、攻略本が「説明書」扱いされているほどである。一応説明書にはそれなりに説明が書いてあるのだが……アンサガに慣れたプレイヤーならわかる説明なので説明書の意味がほとんど無い。AC北斗の拳で例えるならば、基本システムをかっ飛ばして百烈やドリブルの説明が書いてあるようなものだろうか。ようするに、それくらい初心者向けではないのである。
・RPGというよりもTRPGに近いゲーム性
 街をうろつくにしても重要な施設(宿屋やイベントが起こる場所)等しか選択できず探索する楽しみが無い、ダンジョンの探索もすごろくのようにマスを移動する、行動の成否をリールを止めることで判定する(TRPGでいうダイスロール)、など従来のRPGとは全く方向性が違うため、普通のRPGもしくは今までのサガを期待していたプレイヤーにとっては「何だこれは?」という内容だった。それに加えて前述の説明不足もあり、最初のダンジョンをクリアしないまま投げてしまったプレイヤーも多いのではないだろうか。
 なにせ、宝箱一つ開けるにも、スキルを選ぶ→十字キー左右でスキルの対象(宝箱)を選ぶ→成否判定のリールを止める→成功すると宝箱が開く、という長ったらしい手順が必要なのである。さらに、この場合あくまでも宝箱を開いただけなのできちんと宝箱の中身を選択して取らなければならない。宝箱のトラップ解除などを考えると、高レベルの宝箱(開きづらく、トラップを解除し難い)をあけようと思うと数分掛かったりすることもザラにあるのだ。
 嵌ってくるとそういった作業も楽しくなって来るのだが……大抵の人は底までいく前に投げる。
・初心者殺しのトラップがある
 アンサガでは主人公を7人の中から選ぶのだが、最初にカーソルがあっている上に説明書でも初心者向けといわれている、ローラというキャラクターのシナリオにはとてつもない初見殺しが待っているのである。その初見殺しとはとあるボス戦での勝敗によってその後のシナリオ展開が変わる、というものである。それだけならばよくあるギミックだと思うだろうが、ここでの問題はそのボスに勝利した場合のラスボスが全シナリオ中でも最強クラスのボスだと言う事である。しかも、そのシナリオ分岐の条件となるボスがそこまで強くないため、そこまで進めてきたプレイヤーならばまず負ける要素が無いボスなのだ。狙って負けようとしない限りは負けないだろう。
 ローラ編は仲間も強く、主人公も使いやすい部類に入るため攻略しやすいシナリオである。しかし、普通に進めているとそれまでの難易度からかけ離れたラスボスが待っていて、稼ぎなどをしていない初心者ではまず詰む。しかもセーブデータを複数作っていないとやり直すことも出来ない。ここで詰んで投げた人も居るんじゃないだろうか。
 最も、ローラ編に限らずラスボスは非常に強いのだが。攻略本という名の説明書曰く、普通に進めたら万全の対策をしても勝率は6割くらいになるように設定したらしいほどである。実際体力は高いわ攻撃は鬼畜だわで、開発者がそう豪語したわけを実感出来る。