サニパンスレで話題になってたライトノベルを買いました。ジュンク堂ですら全巻揃ってないってどうよ。
 クトゥルフ神話をベースにしたコメディという情報は事前に仕入れていたのですが、まあその通りでした。クトゥルフの内容を知らない人にも理解が出来るように簡単な説明を入れてくれていたので、おおまかな部分しか知らない俺にもどれくらいライトノベルの設定が荒唐無稽なのかがわかりました。個人的に三人称よりも一人称の方が勢いを付けやすいイメージがあるので、ノリが重要なコメディ系のライトノベルは一人称なイメージがあったのですが、この作品では三人称でした。ストーリーはボーイミーツガール系のオーソドックスな(ラブ?)コメなので、特に特筆すべきところは無いかなあ。どちらかというと設定の突飛さが売りだと思うので。
 パロディは本編中ではさらりと流されますが非常に多く、サガシリーズ孤独のグルメからボンガロまで様々な漫画ゲームなどのパロディ台詞などがあります。ボンガロ目当てだったのでどの台詞が出るかわくわくしてました。予想と同じでがっかりしたような嬉しいような。
 とりあえずコメディ系なのでお薦めはしません。ギャグやコメディは特に感性に左右されるジャンルなので、薦めても合わない可能性が高いので。