何が好きかで語れよ!

 日記を保存しようとしたら一回Firefoxが強制終了した。クラッシュ報告が出たの初めてでちょっとびびった


 ライトノベルについて語られる時、大抵引き合いに出されるのは文学です。ライトノベルも「ノベル」とついた文字によって構成されるもの、要は小説であるので文学を引き合いに出すのは当然とも言えるのですが、俺としては引き合いに出すなら文学ではなく漫画やゲーム、アニメじゃないかと思います。
 凄い勝手なイメージだけれども、ライトノベルは「ライト」という名が表すとおりエンターテイメント性を重視した大衆向けにわかりやすくしたもので、文学は専門性を重視して難解な言葉を使っている、言うなればわかりにくいという違いがあると思います。文学は間違いなくエンターテイメントではないでしょう。すくなくとも現代の文学は消費者を楽しませようとするというよりは好き勝手書いてる感じがあります。ライトノベルの方は消費者(オタクや中高生)のニーズに合わせた話を展開していて、それゆえどこかで見たような設定やキャラクターが氾濫しているのでしょう。
 専門性を重視しているものとエンターテイメント性を重視しているものを比較したところで、平行線どころとか離れていっている気さえします。真面目に読み込むものと暇つぶしに読み込む目的のものを同格に語っても仕方ないというか、そういう感じ。


 考えてみたら最近の文学とかさっぱり読んでないし、ライトノベルの方も精々20くらいしか読んでないから語るにしては知識がなさすぎたなあ。本音を言うと文学だろうとライトノベルだろうとどっちも楽しければいいんじゃねーの。暇つぶし目的なら文学もライトノベルもネット上のSSも読む人間としては優劣とか特に考えたことねえや。
 まあ、文学とライトノベルの差があるとしたら社会的な扱いの差じゃね?ライトノベルに限ったことじゃないけれど、同じものが読み取れたとしてもその読み取った元が漫画であるか文学であるかってだけで明らかに聞き手の対応が変わるしね。