またアニメの話になるけど

 昼寝してたらとある科学の超電磁砲の初春と祭りに行く夢を見た。何故初春なのか。何故祭りシーズンでもないのに地元の祭りに行っていたのか。何故夢の中の俺と初春はたこ焼きをコンプリート使用と躍起になっていたのか。なんだかよく判らないけれど記憶に残る夢でした。


 ネット上でアニメ全体についての話になると、大抵出てくる意見が「最近のアニメは萌えアニメばっか」というもの。確かに、ネット上で話題になるのは多くの場合可愛いキャラが出てくる作品が多いです。そう考えると萌えアニメばっかりという意見が出るのもその通りかな、とは思うのですが、実際のところそうではないのではないかと私は思います。
 なんでかっていうと、そういったアニメ論争に参加している人の中には「萌え」に過剰反応している人種が多く含まれてると思うんですよね。その人達は懐古厨と呼ばれる人だったり、主流になっているものを叩きたいという高二病な人も居るでしょう。そういった人達は、なんでもかんでも「これは萌えアニメだ」と認定したがっていると思うんです。
 キャラデザインが今風なら萌え、女キャラが多く登場したら萌え、ラブコメ描写が少しでも入ったら萌え。仮にストーリーの根本はシリアスなものであっても、前述の要素が入っていたら萌え認定。多分、今エヴァンゲリオンが放送されたら萌え要素多すぎとか言われてるんじゃないだろうかってくらい、萌えアニメ認定がひどい気がする。
 確かに、萌えアニメといわれても何も言い返せないような、大きなストーリーも何もない作品があるのは事実です。ですが、それを忌避するあまり何でもかんでも萌え認定している現状があるんじゃないかと私は思うのです。萌えアニメ恐怖症、というといいすぎかもしれませんが、それくらい現在の燃えアニメ叩きには違和感を感じるんだよなあ。


 スクライドが好きっていう人にリリカルなのはを薦めても、大抵の場合「萌えアニメ〜」とか言って一蹴されるんですよね。スクライドに燃えられるならリリカルなのはにも十分燃えられると思うんですが。やっぱキャラデザがギャルゲ風(というかスピンオフ元がエロゲ)だと拒絶反応が出るんですかね。殴り合いと撃ち合いだと燃えのベクトルが違う気はしますが、展開的にはどっちも燃えるものだと思うんだけど。
 けいおん!とかもストーリーが無いと言われてるけれど、ストーリーがないにも関わらず多くの人を惹きつけているというところは凄いと賞賛すべきなんじゃないかなあ。本当にストーリーがないなら、だけど。


 考えれば考える程、どの辺りから萌えアニメになるのかわからんのですよ。


 別に俺はエヴァが嫌いとかそういうワケではないです。ただまあ、エヴァが中身があって今のアニメにはそういう中身のある作品がない、って言われたりするから引き合いに出してるだけであって。
 エヴァは小難しいことを並べ立てて中身があるように見せかけている萌えアニメだと俺は思ってるんで、信者さんから見るとディスってるように見えるかもしれない。けど、エヴァは好きですよ?