maxsisyoがガブリアスの強さを知らなかったようなので
ガブリアス(地面/ドラゴン)
HP-108 攻撃-130 防御-95 特攻-80 特防-85 素早さ-102
特性:砂がくれ(砂嵐時に回避率が上がる)
夢特性(未解禁):さめはだ(接触技を受けたときにダメージを与える)
 600族ドラゴンの中で最も高いHPと防御を持ち、130という高い攻撃力に加え大半のポケモンを抜かすことが出来る素早さを持つ。
 速さに加え火力と耐久が揃っていると言う、欠点らしい欠点がないポケモン。技バリエーションはそれほど多くはないが、鋼以外で軽減されないドラゴン技と、その鋼に対して弱点を付ける地震をタイプ一致で使える上、80と低くはない特攻を利用してドラゴン技を受けに来た物理受け鋼タイプを返り討ちにする大文字など、ドラゴンの中では少なめの技で相性がほぼ保管されているため、優秀。相性保管できているとはいえ技のバリエーションが少ないため、相手がガブリアスの技を予想しやすいと言う欠点があるが、それを逆手にとって交代読みで剣の舞などの補助技を使うことも可能。特に剣の舞は一度積めればそのまま無双も可能と、入れる価値は十分にあるだろう。
 耐久面は無振りでもほとんどのタイプ一致120技を受けられる程度に高く、素早さで勝っている相手なら後出しから一撃受けて、反撃で倒すことも可能。第4世代後期ではこの高耐久・高火力を利用した201ガブという型が流行した。201ガブとは、耐久に少し振り分けることによって、鉢巻ヘラクロスインファイトなどの無振りの耐久ではやられてしまう相手の攻撃を一撃耐え、反撃で倒せるように調整した型。鉢巻を巻くことで火力も非常に高くなり、一度動き出すとその高耐久・火力ゆえに後出しから止めるのは非常に難しくなるので、様々な相手を起点に一度耐えてから返しの逆鱗や地震で倒す、もしくは削ることができる。しかし、スカーフに弱いなどの弱点があるからか最近はあまり使われていないようである。他に良く使われるのはスカーフ型、砂嵐限定で光の粉型だろうか。スカーフ型はガブリアス対策が蔓延してきた第四末期や第五世代に多く存在している型で、相手のスカーフ持ちを倒すことを念頭に置いたものである。特に、スカーフドラゴンと対峙した際に大幅に有利が取れるのが魅力。光の粉型は砂嵐状態で回避が上がる効果と、光の粉での回避上昇を利用し、相手の攻撃が外れるまで身代わりをし、外れたら攻撃もしくは剣の舞などの補助技を使い、ガブリアスのペースに持っていく型である。運が絡むが、4回連続で相手の攻撃が当たる確率は26%なので、74%の確率で無双出切ると思うとかなりの安定性があるとも言える。先制技で8割近く削るにはタイプ一致こおりのつぶて以外に選択肢がないので、そういった相手に出さなければ無双のチャンスである。
 弱点は氷が4倍なことと、あまりにもメジャーになりすぎていて対策が取られすぎていることだろうか。氷が四倍なため目覚めるパワーで8割近く削られてしまうことがほとんどで、めざパから先制技などで屠られたり、もしくは一撃耐えるように調整された耐久寄りのアタッカーから氷技を喰らって倒れたりと、実際には対策されてしまいあまり活躍できないことも多い。ゴウカザルなどの自分よりも速いアタッカーがタスキを巻いていると、基本的には負けてしまう。
 対策がされている故に現状では前ほどは活躍できなくなってしまったが、対策がないパーティなら無双できる能力は未だにあるといえる。ガブリ対策(耐久調整やめざパ氷)がそのまま対策になってしまったポケモンも結構多く、環境に影響を与えたのは間違いないだろう。